想定整形地とは、①評価対象地全体を囲む、②正面路線に接する正方形又はく形をいいます。
想定整形地は、相続税の土地評価において、正面路線の判定、地区区分の判定、奥行価格補正、側方路線影響加算、二方路線影響加算、三方又は四方路線影響加算、不整形地補正、無道路地補正において使用する重要な概念上の画地です。
ここでは、一般的な想定整形地の取り方について説明をしています。
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2.角地の想定整形地
角地については、正面路線と側面路線に対するそれぞれの想定整形地を描きます。
- 正面路線に対する想定整形地
正面路線に対する想定整形地は、正面路線の判定、地区区分の判定、奥行価格補正、側方路線影響加算、二方路線影響加算、三方又は四方路線影響加算、不整形地補正、無道路地補正において使用します。 - 側面路線に対する想定整形地
側面路線に対する想定整形地は、正面路線の判定、側方路線影響加算、三方又は四方路線影響加算において使用します。
3.二方路地の想定整形地
二方路地については、正面路線と背面路線に対するそれぞれの想定整形地を描きます。
- 正面路線に対する想定整形地
正面路線に対する想定整形地は、正面路線の判定、地区区分の判定、奥行価格補正、側方路線影響加算、二方路線影響加算、三方又は四方路線影響加算、不整形地補正、無道路地補正において使用します。 - 背面路線に対する想定整形地
背面路線に対する想定整形地は、正面路線の判定、二方路線影響加算、三方又は四方路線影響加算において使用します。
相続タックス総合事務所の代表は、大手資産税税理士事務所と大手不動産鑑定会社の両方で、計15年の経験を積んだ、この業界でも珍しい税務と鑑定評価の両方の実務経験がある税理士・不動産鑑定士です。
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